車椅子生活の猫背・肩こりを改善させる3つの簡単エクササイズ

車椅子生活では背中が丸まりやすく「猫背」が原因で「肩こり」に繋がっている可能性があります。

なぜ、猫背だと肩こりになりやすいのか。
それは、身体の構造とバランスが影響しています。
猫背になると背中(背骨の真ん中あたり)が後ろに飛び出た状態になり、この姿勢でバランスをとるには、反対に頭や肩を前に出す必要があります。

この頭や肩が前に出た状態を長く続けると、頭と肩を支えている首回りの筋肉が常に突っ張った状態になってしまうんです!

健常者でも重たいリュックを担げば、それと反対に頭や肩を前に出してバランスを取ろうとします。
また、最近ではスマホの利用によって下を向く機会が増えましたよね。
スマホも長時間操作していると首や肩周りの筋肉が突っ張る原因の一つになります。

このように、車椅子の姿勢だけでなく日頃からの姿勢を意識しないとすぐに肩は凝ってしまいます。

そこで、今回は車椅子ユーザー必見!3つの肩こり解消エクササイズをご紹介します。

超簡単肩・脇腹ストレッチ

一つ目は車椅子ユーザーでもできる、肩、脇、横腹のストレッチ!
車椅子生活ではどうしても体幹を使ったり、身体を捻る動作が少なくなってしまい、これが体幹部の硬さや偏った姿勢を作ってしまう原因になるんです。
そんな時はこの肩、脇腹ストレッチをゆっくり行って柔軟性を高めていきましょう。

肩こり解消運動エクササイズ

二つ目は車椅子ユーザーでもできる、肩、肩甲骨のストレッチ!
車椅子生活では腕を後ろや横に動かす機会が少ないと思います。
肩、腕の動きに重要な肩甲骨が背中に張り付いて動きが悪くなっている方、多くありませんか?
そんな時はこの動作を実施して、普段意識して動かすことが少ない、肩甲骨の柔軟性をUPさせましょう。

簡単猫背改善トレーニング&ストレッチ

三つ目は車椅子ユーザーでもできる、肩、肩甲骨、胸のストレッチ!
車椅子生活では背骨や胸が丸くなり、伸ばす機会が少なくなりがちです。
そんな時は壁を使った簡単エクササイズを行なって見てください。
一日2、3セット30回ゆっくり行うだけでも、肩こり解消に効果があります。

まとめ

みなさん、3つの猫背、肩こり改善ストレッチいかがでしたか。

猫背や肩こりは普段の姿勢が大きく影響しています。
ストレッチ以外にも、ご自身の車椅子姿勢をチェックして見てください。

  • 一日数回に分けて実施する
  • 普段の姿勢を意識する
  • 動かしてほぐす事を意識する

肩こりは車椅子生活で肩や肩甲骨、背骨を動かす機会が減った事が原因で起こります。
そのため、紹介した3つの動画のように自ら動かして、凝り固まった場所の血流を取り戻す必要があるんです。

ストレッチは一度に多く行うより、一日数回に分けて実施する方が効果的!
このエクササイズで猫背、肩こりを撃退しましょう。