車椅子ユーザーの姿勢を可視化することで起こる身体変化

この記事では、当社の車椅子ユーザー専用のIoT機器「ノルミル」の機能についてご紹介をさせていただきます。
※ノルミルはまだ一般販売しておりません。正式リリースまでお待ち下さい。

ノルミルを開発するに至った経緯はNoteにて掲載しておりますので、よろしければ併せてご覧下さい。
「医療・リハビリ・ヘルスケアの専門家集団が、IoTのサービス開発に取り組む理由」

なおこの記事は、障害者・車椅子ユーザーのリハビリやトレーニング経験を多く持つ理学療法士やアスレチックトレーナーが執筆・監修しております。

ノルミルができること

ノルミルがどのようなものかということは、こちらの記事にてご紹介させていただきました。
車椅子ユーザーのアクティブな生活を支えるIoT機器「ノルミル」

それでは、ノルミルを使い始めると車椅子ユーザーにとってどんな効果が期待できるのでしょうか。

多くの車椅子ユーザーは感覚障害や身体麻痺によって、今自分がどのような姿勢になっているのか、という把握が困難です。
そのため、良い姿勢と悪い姿勢(猫背や偏り)に対する認識が実姿勢と合っていないことが多くあります。
結果、慢性的な肩こりや腰痛、座位バランスが不安定になる等の症状を招いてしまいます。

ノルミルは、このような姿勢に関する問題を解決するお手伝いをさせていただきます。
ノルミルに座ることによって、ヒートマップで姿勢の偏りをリアルタイムで視覚化します。
悪い姿勢が続くとアラートでお知らせし、今自分がどのような姿勢になっているのか、姿勢を正すにはどこを動かせばいいのか、ということを自身で判断することができるようになります。

更に、ノルミルを利用すると専門のスタッフがサポートにつきます。
ノルミルにはヒートマップのデータがリアルタイムで蓄積されていきます。
そのデータを専門スタッフがチェックし、1人1人にあった姿勢や生活に関するアドバイスをオンラインまたは通知で行います。

ノルミルに乗り続けることによって姿勢の偏りへの意識が向上し、アラートやアドバイスに準じて姿勢を正すことができるようになります。そうして徐々に良い姿勢でいられる時間が増えてきます。

車椅子ユーザーにとって、姿勢や座位バランスはすべての動作の基礎です。
この大切な基礎をノルミルで整えることによって、動作に関する悩みや様々な問題の改善、解決に近づけることができるでしょう。

ノルミルの機能

こちらの動画にてノルミルの機能についてお伝えします。
どのようにして車いすユーザーの姿勢改善や生活をサポートするのかイメージしやすくなっておりますので、ぜひご覧ください。

ノルミルにご興味を持っていただけましたでしょうか。

この機会にぜひノルミルを体験し、”新たな感覚”で”新しい私”を目指しませんか?

ノルミル・体験会に関するよくあるご質問はこちらをご確認ください ※随時更新中※