障害者や車椅子ユーザーが気軽に使える運動施設は非常に少ないですよね。
その為、運動に対するハードルが高くなり、健康の維持や二次的障害(褥瘡、筋力低下、関節拘縮、生活習慣病など)の予防が難しいといった悩みがあります。
この問題に対して、施設の増加や障害者スポーツを広める対策が取られていますが、スポーツ庁が目指している水準までは届いていない現状です。
当記事では障害者スポーツの参加率に関する研究調査を元に、ハード面の障害が運動機会を奪っている現状と、ハード面の解決だけでは運動参加が増えない当事者の本音をお伝えしていきます。
目次
- 障害者スポーツの参加と推進
−健常者と障害者のスポーツ実施割合
−実施率が低い原因とは
−関心を高める為に必要なこと
- 運動の習慣化が健康を創造する
−障害者に聞く、運動が難しい本当の理由とは
−運動参加率を向上させるために必要なこと - ホームエクササイズ紹介
−体幹トレーニング
−柔軟性トレーニング
−その他のトレーニング - まとめ
この記事は、障害者・車椅子ユーザーのリハビリやトレーニング経験を多く持つ、理学療法士やアスレチックトレーナーが書いています。