車椅子生活で立てない、歩けないがよく注目されがちですが、
外から見えない問題として挙げられるのがトイレの問題(膀胱直腸障害)です。

膀胱直腸障害によって排便に関して悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
人によっては1回の排便に2から3時間かかってしまうことはよく耳にする事。
そのとっても長い排便時間を少しでも短くしたい!
車椅子生活でのトイレの問題を少しでも減らしたい!と思ったことはありませんか?

その問題を少しでも解決するにはキーは適度な運動と食事です!!
これで大きく改善することもあるのです。

運動でも色々ありますが、便通を少しでもよくするために必要なのは腹筋運動です。
車椅子生活で腹筋をあまり使うことがないと、腸の便を運ぶ動き(蠕動運動)が減ってしまい、便をうまく運べなくなってしまうのです。
なので腹筋をしっかりと動かすということはとても重要なのです!!

運動の方も掘り下げたいのですが、今日は食事の観点から注目してみましょう!

トイレの悩みを減らす食事とは?

では脊髄損傷者にとってトイレの問題が少しでも楽になるための食事とは?
何をどのように食べたらいいのでしょうか?

一般的に食事に食物繊維を多く取り入れる事で、便通は良くなるとされています。
この食物繊維、厚生労働省が定めている食事摂取基準2015によると、
1日の摂取量成人男性は20g以上、女性は18g以上となっているのですが、
実際の成人の平均摂取量は14gほどで多くの人が摂取不足となっているのです。
現代生活では多く食物繊維を摂取することはなかなか難しいので相当意識しなければ、この目標摂取量に達することはできないのです!

この食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
簡単にいうと水に溶けやすいかそうじゃないかという違いです。
水溶性は便の水分を保ち腸内の移動をしやすく、不溶性は便を硬くしてくれる作用があります。

水溶性食物繊維

野菜:オクラ、ごぼう、山芋
豆類:納豆
海藻類:ひじき、ワカメ、昆布

不溶性食物繊維

穀物:玄米、胚芽米、そば
野菜:シイタケ、エリンギ、いんげん豆、切り干し大根
豆類:小豆

などなど

この中でも豆類や海藻類は食物繊維が多く低カロリーなのでお勧めです。
食物繊維は便通も良くなりもすし、低カロリーなのでダイエットにも効果的と言われています!

また野菜類は多くの食物繊維と水分を両方含んでいるので、煮物やスープなどにしていっぱい食べるとさらにいいです。

食物繊維の他にも乳製品(ヨーグルト、チーズなど)は腸内の環境を整え、腸の働きを元気にしてくれます。
さらに、ごぼう、大豆、ヨーグルトに含まれるオリゴ糖にはと整腸作用がありますのでこれらもオススメの食材。

 

そんな中お勧めしたい今日の晩御飯メニュー!!

玄米+納豆+野菜スープ+ひじきの煮物+ヨーグルト

全ては無理でも、どれか一品夕ご飯に取り入れてはみてはいかがでしょう?

車椅子上でのトレーニングは時間がかかってしまいますが、食事なら今すぐにでも始められるステップです。
今日はちょっと頑張って食物繊維を取り入れて、トイレの問題を少しでも改善するために、腸内環境を整えてみませんか?