雪でも大丈夫、タイヤを工夫して外出しよう

今回のユニバーサルトレーニングセンターの記事は車椅子の雪対策です。

天気によって多くの車椅子ユーザーの外出は大きく制限されてしまいますが、
その中でも積雪は全く身動きが取れなくなってなってしまう事も。

豪雪地帯の車椅子ユーザーであればある程度「雪」対策をされているかもしれませんが、関東地方ではほとんど積雪がないので、突然の大雪対策に困惑してしまう方も多いと思います。

今回は突然の積雪でも大丈夫!!車椅子ユーザーの積雪対策をお伝えします。

雪対策といえば・・・

まず思いつく物として「タイヤ交換」ではないでしょうか!!

車椅子のタイヤって今つけているやつ以外に種類あるの!?

以外と知らない方も多いのでは?

自転車や乗用車にも様々な種類のタイヤがあるように車椅子のタイヤにもいくつか種類があります。

その中でも雪や雨の日でも滑りにくい「タイヤ」を中心にお伝えさせていただきます。

ブロックタイヤ

通常のタイヤよりも溝が深く雪道や雨の日などブリップがききやすいくなっているのが特徴です。

平常走行時も使用していると溝の減りが早いので注意が必要です。

スタッドレスタイヤ

乗用車でもおなじみのスタッドレスタイヤ!!タイヤを形成するゴムの素材に決定的な違いがあります。

スタッドレスタイヤは雪道や凍結した道でも、走る・曲がる・止まるといった基本要素が保たれるように低温でも硬くなりにくいゴムを採用しています。

Snow slip guard おでかけリング

そして今回一番お伝えしたかったものがこちらのお出かけリング!!

使い方は販売元サイトに漫画が掲載されていたのでこちらを参考にしてください。

<特徴>

・特殊織物カントベロンを使った、車いす専用の滑り止めです。

・金属を使っていないため、装着したままで屋内等に入ることが出来ます。

・タイヤを回しながら被せていくだけで簡単に装着可能。

・軽くてかさばらないので、どこでも持ち歩き可能。

・雪道での介助による車いす移動も安心です。

・雪道だけでなく濡れた路面も滑り止め効果を発揮します。

みなさん車椅子でも雪対策ができるタイヤがあることをご存知でしたでしょうか?

スタッドレスタイヤは雪国に住んでいる友人もお墨付きで毎年、雪が降る時期に通常のタイヤから交換しています。

友人が住んでいる地域は積雪1メートルを超えるのでタイヤだけでは対応できない時もあるのですが・・・

それでも断然こぎ易さが違ってくるそうですよ。

車椅子ユーザーの方は雪対策の装備を用意しておき、突然の雪でも外出できるようにしておきましょう。